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第29回 午後 問37

抑制野が大きいときの訓練に用いるのはどれか。
1 |
赤フィルター |
2 |
垂直プリズム |
3 |
水平プリズム |
4 |
水平チェックマーク融像図形 |
5 |
黄斑部同時視図形 |
ア.1,2,3 イ.1,2,5 ウ.1,4,5 エ.2,3,4
オ.3,4,5
■解説
解答: イ
解説:
1・・・○ : |
抑制がない場合は複視を訴えるので、その複視を自覚させるために用いられています。 |
2・・・○ : |
上下方向の抑制野は左右の抑制野よりも狭いため、複視を自覚しやすいとされています。垂直プリズムで抑制野外のところで複視を自覚させることができます。 |
3・・・× : |
水平方向は抑制野が広いので、水平プリズムは適切な訓練とはいえません。 |
4・・・× : |
用いるのは融像図形ではなく同時視用の異質図形を用います。 |
5・・・○ : |
中心窩用などの小さい同時視用図形よりも、大きい同時視用図形で抑制野外を刺激するので効果的です。 |
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